聖セシリアに寄せて作った音楽。
主催する聖テレーズ合唱団の皆様と練習した日々も懐かしく。
楽譜はあっても音源として残さないと音楽は少し寂しいですね。
眠っている楽譜が沢山 …
この愛らしいアンティークの聖セシリアはフランスから。
聖セシリアに寄せて作った音楽。
主催する聖テレーズ合唱団の皆様と練習した日々も懐かしく。
楽譜はあっても音源として残さないと音楽は少し寂しいですね。
眠っている楽譜が沢山 …
この愛らしいアンティークの聖セシリアはフランスから。
「おおきくなったらなにになりたい?
とおとながきく
いいひとになりたい
とぼくがこたえる」
谷川俊太郎 「ぼくのゆめ」より
歳を重ねつくづく思う。
私の人生に優しい光を灯してくれるのは、いつも「いいひと」たち。
心を澄まさなければ見えないものの中に真実はある。
美しい詩のように …
病弱で入退院を繰り返していた私に、両親は「おおきくなったらなにになりたい?」と聞いたことがなかった。
私も娘や孫に聞いたことはない。
良い人であればそれでいい。
家族の優しさに日々感謝しながら、心からそう思うのです。
先日、演奏したラヴェルの「Sainte」♫
マラルメの詩によるこの歌は聖セシリアに捧げたもの。
Sainte
かってはフルートやマンドールとともに
きらめいていたヴィオールの
金箔の剥がれた古い白檀を
隠した窓辺にいるのは
過ぎ去りし日の
晩課と終課(夕べの祈りと一日の終わりの祈り)
につれて
聖堂に溢れ流れていた聖母頌の
古い書物を広げた 蒼白の聖女
聖体顕示台のステンドグラスの中で
竪琴にそっと触れているのは
夕べとともに羽ばたく天使の翼
繊細な指の群れ
その指を、昔の白檀も
古い書物も無しに 彼女は揺らしている
羽毛のような楽器の上で
静寂の音楽家よ
訳 松原千紘
ほぼ毎日ピアノに向かいます。
練習は弾きたい曲を演奏し続けるためのトレーニングのようなもの。
どの分野もきっと同じですね。
今日はまた楽譜を注文しました。
弾きたい曲が沢山あって、生きている間にどれだけ取り組めるか。
宿題が終わらない人生です。笑
でもそれはワクワクする楽しい宿題 ♫
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