
多くの絃の音色を集めて 提琴や竪琴は
音譜を解さぬ人の耳にもこころよい調べを奏でるが
私の光明の群れからも
歌詞はわからなかったが 十字架の上を
身も心も恍惚とさせるような旋律が流れた...............
ダンテ 「神曲」天国篇より
山口誓子
宵の間は枯木の間にあって、クリスマスツリーの豆電球のようにきらきら光る星々
冬の美しきオリオン......

デンマークではハートのオーナメントがクリスマスのシンボルとして使われています。
このアイディアを考えたのは、童話作家として有名なアンデルセンだといわれています。
アンデルセンはクリスマスに大変興味を持っていたようで、童話の中にもクリスマスが登場する 話がいくつかあります。
有名な作品としては、森から切り取られてきた若いもみの木の一生を描いた『もみの木』や、 寒さに耐え兼ね、街角で売り物のマッチを一本づつつけて、その炎の中に幸せな夢を見る 『マッチ売りの少女』などがあります。