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魔法の森

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そこで、ふたりは出かけました。
ふたりのいったさきがどこであろうと、またその途中にどんなことがおころうと、
あの森の魔法の場所には、ひとりの少年とその子のクマが、いつもあそんでいることでしょう。

                        「プー横丁にたった家」より


National Portrait Galleryで出会ったクリストファー・ロビン・ミルンのポートレイト。
二人の姿は、誰にでもある「幸福な子供時代」を呼び起こしてくれます。

by silent_music | 2010-10-08 02:21 | days

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イングランド北西部、チェシャ州の都市チェスターは、約2000年前にローマ人によって築かれました。
城壁に囲まれた旧市街には、1000年の歴史を持つチェスター大聖堂が荘厳に建っています。
ノルマン様式やゴシック様式など、さまざまな建築様式に彩られた美しい聖堂内。
回廊の向こうには小さな中庭がひそやかに......

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チェシャ州には、「不思議の国のアリス」の作者ルイス・キャロルが生まれたダーズベリー村があります。
この愛らしい聖堂の庭に佇んでいると、なぜか「チェシャ猫」の微笑やアリスの囁き声が聴こえてくるような気がします。

by silent_music | 2010-10-08 01:40 | days

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ロンドンのナショナル・ギャラリーにあるレオナルド・ダ・ヴィンチの「岩窟の聖母」

一枚の絵を見つめることの至福.....
どこにいても天使がそばにいることを深く感じます

by silent_music | 2010-10-02 00:50 | days

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ウィリアム・ワーズワース(William Wordsworth)はイギリスを代表するロマン派詩人。
湖水地方をこよなく愛し自然讃美の詩を数多く残しました。
家の窓からはウィンダミア湖が見渡せ、その庭は今もなお幸福を奏でています......

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The Daffodils 水仙

I wander'd lonely as a cloud
That floats on high o'er vales and hills,
When all at once I saw a crowd,
A host of golden daffodils,
Beside the lake, beneath the trees
Fluttering and dancing in the breeze......

谷を越え山を越えて空高く流れてゆく
白い一片の雲のように、私は独り悄然(しょうぜん)としてさまよっていた。
すると、全く突如として、眼の前に花の群れが、
黄金色に輝く夥(おびただ)しい水仙の花の群れが、現れた。
湖の岸辺に沿い、樹々の緑に映え、そよ風に
吹かれながら、ゆらゆらと揺れ動き、踊っていたのだ........

by silent_music | 2010-10-02 00:25 | days

白鳥にみちびかれて

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Ever green.......イギリスのカントリーサイドは夢のように美しい

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ビアトリクス・ポター、ウィリアム・ワーズワースが愛した湖水地方
ウィリアム・モリスが愛したバイブリー村........
水面には白鳥がいつも優雅に泳いでいます

by silent_music | 2010-10-01 23:06 | days

エミリーの横顔

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ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリー(National Portrait Gallery)
兄パトリック・ブロンウェルにより描かれたエミリーブロンテの肖像画。

美しい......
時が止まったような静謐な時間
エミリーの声が聴こえてくるよう

by silent_music | 2010-10-01 22:34 | days

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For the moors, for the moors where the short grass
Like velvet beneath us should lie!
For the moors, for the moors where each high pass
Rose sunny against the clear sky!

For the moors, where the linnet was trilling
Its song on the old granite stone
Where the lark the wild skylark was filling
Every breast with delight like its own.

荒野へ 荒野へ
そこにはビロードのような短い草が足元に生えていた!
荒野へ 荒野へ
そこには澄みきった空から降り注ぐ薔薇色の光を浴びて
丘の道が高く昇っていた!

荒野へ そこでは紅ひわが
古びた御影石の上でトウルルと声を震わせ歌を歌っていた
そこでは 雲雀が......野の雲雀が風に羽ばたき
まるでわたしと同じ喜びに心を満たしているよう

                   Emily Brontë



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エミリー・ジェーン・ブロンテ(Emily Jane Brontë)の名著「嵐が丘」、そして詩は今なお人々の心を魅了しています。

ただ自分の心の喜び、慰めのためにだけ書かれた「空想の世界」、しかしそれは姉シャーロットの目に触れたことにより、不滅の人へと変じます。

エミリーの孤高とひそやかさ.......

魂の自由を何よりも欲したエミリーは、荒野を彷徨い、言葉を紡ぎ、ピアノを奏で.........
鳥のように心を飛翔させました。
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秋の終わり........ハワースは雨。
この地方特有の厳しい風雨は、荒野への道を阻み、なぜ「嵐が丘」が生まれたかを教えてくれます。

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荒野を彷徨うエミリーの至福をそっと告げるかのように名残りのヒースが......



by silent_music | 2010-10-01 21:54 | days