晩鐘の澄んだ響きに …


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そのとき 時が傾き、打ちならす晩鐘の

澄んだ響きに わたしは心をゆさぶられる。

わたしの感覚はうちふるえる。

わたしは感ずる、できる、と

そしてわたしは造形の日をつかむ。


リルケ「時禱詩集」第一篇 金子正昭 訳



by silent_music | 2025-05-09 02:39 | days