ハワースそして荒野、ブロンテ姉妹の面影
2022年 07月 15日
ヴァージニア・ウルフはハワースの荒野を歩き回り、ブロンテ博物館に展示されていた「亡き女性の小さな遺品」に激しく心を揺さぶられた。
シルヴィア・プラスは展示で見たヒースとスイカズラでできたシャーロットの花嫁の冠、死に際に使ったエミリの長椅子の事などを日記に綴った。
シャーロットの死後、ハワースにはブロンテ姉妹を偲んで多くに旅人が訪れるようになる。
1893年、ブロンテ協会が設立された。
今なお、ハワースには抑えきれない思いと共に人々が訪れている。
私もその一人、雨の中一人荒野を彷徨ったことは忘れられない。