ハワースそして荒野、ブロンテ姉妹の面影



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ヴァージニア・ウルフはハワースの荒野を歩き回り、ブロンテ博物館に展示されていた「亡き女性の小さな遺品」に激しく心を揺さぶられた。

シルヴィア・プラスは展示で見たヒースとスイカズラでできたシャーロットの花嫁の冠、死に際に使ったエミリの長椅子の事などを日記に綴った。

シャーロットの死後、ハワースにはブロンテ姉妹を偲んで多くに旅人が訪れるようになる。

1893年、ブロンテ協会が設立された。

今なお、ハワースには抑えきれない思いと共に人々が訪れている。

私もその一人、雨の中一人荒野を彷徨ったことは忘れられない。


by silent_music | 2022-07-15 21:47 | days