わたしは感ずる、できる、と



わたしは感ずる、できる、と _c0203401_13350144.jpeg





そのとき 時が傾き、打ちならす晩鐘の

澄んだ響きに わたしは心をゆさぶられる。

わたしの感覚はうちふるえる。

わたしは感ずる、できる、と

そしてわたしは造形の日をつかむ。


リルケ「時禱詩集」第一篇 訳 金子正昭


一つの詩に、その一行に

感ずる心の全てを委ねたい

ゆっくりゆっくり …



by silent_music | 2022-05-09 13:35 | days