あなたはだんだんきれいになる
2021年 10月 22日
小学4年生の時、函に入った赤い絹張りの「智恵子抄」を贈られた時の喜びは忘れない。
それ以来私の愛著となり、なぜかよくこの詩を口ずさんでいた。
「年で洗われた あなたのからだは
無辺際（むへんさい）を飛ぶ 天の金属。」
高村光太郎 「あなたはだんだんきれいになる」より
子供というのは不思議で、よくわからなくても惹かれるものがある。
この詩もそうだったのかしら。
歳を重ね、詩の言葉が深く心に響く。
そしてなんて美しい言葉だろうと思うのです。
by silent_music
| 2021-10-22 12:11
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