エミリー・ディキンスン ひそやかに永遠へ



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       photo by Nagare Tanaka




今日はエミリー・ディキンスンの命日。


1886年5月15日、日差しのきらめく春の午後、キンポウゲが咲き乱れる野原を通って彼女の棺が運ばれてゆきました。


葬儀の時、「臆病な魂は私のものではありません」というエミリー・ブロンテの詩が朗読されました。


詩人はランプを灯し

自らは消えていく ..........


彼女が書いたこの詩のように、ひそやかに全力を尽くし永遠へと消えてゆきました。




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2018年、詩人を歌った日々を懐かしく想う

音楽という手紙を書くように、私は1枚のアルバムを詩人に捧げた .....


詩を歌うと決めた時、作曲をどのようにしようかと ....

まず詩を譜面台に置き、言葉に耳を澄ました。

さざ波のように静謐な音楽が降りそそぎ、それは囁くような詩人の声に。



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by silent_music | 2020-05-15 00:11 | days