小さな星
2014年 10月 01日ある日、聖テレーズ合唱団のお嬢さんの庭に子猫が訪れるようになりました。
いつしかそれは家族の喜びとなり、「新八ちゃん」(ある歴史上の人物が由来だそうです)と名付けて可愛がっていたそうです。
秋晴れの美しい光の中、その子はいつものように庭を訪れ、紫陽花の下でこくんこくんと眠ったそうです。
最初はお昼寝をしているのかしらと思ったそうですが、よく見ると .....亡くなっていたそうです。
優しいお嬢さんに見守られ眠るように天に召された子猫さん。
その悲しみを抱きながら、練習にいらしたお嬢さん。
短い命はその子の天命だったのでしょう。
そしてきっと最期に会いにきてくれたのでしょう。
私もささやかですが、「新八ちゃん」に花を贈らせていただきました。
お話を伺った夜、私は子猫の夢を見ました。
そのことをお嬢さんに話したら、「新八はきっと天国にいますね」と。
秋の夜空にまたひとつ、小さな星が輝いています ✨