日本26聖人殉教者への連祷 † Martyrdom of the 26 Saints of Japan
2011年 02月 05日画 船越保武
聖ルドビコ茨木同宿
殉教者の中で最も幼い十二歳
厳冬二十八日間の苦難の道行において誰よりも快活
一行の大きな慰めでありつづけた
自分のために用意された十字架に跳びついて唇づけ
パライソ イエズス マリア!と叫んで息絶えた
主と運命とに深く愛された幼な子
われらのために祈りたまえ
いついかなる時もわれらに無垢の快活を与えたまえ
高橋睦郎「日本26聖人殉教者への連祷」より 第九の十字架
今日は日本26聖人殉教者の祝日
1597年2月5日、長崎の西坂の丘で26人のキリスト者が十字架に掛けられ、壮絶な殉教を遂げました。
信仰を捨てるようにと諭す声をはねのけ、自らの命を十字架に差し出したわずか12歳の少年ルドビコ茨木.........。
26名の殉教者は、1862年6月8日、ローマ教皇ピウス9世によって列聖され、[日本二十六聖人](Martyrdom of the 26 Saints of Japan)と称せられるようになりました。