あまの川
2010年 07月 08日あまの川
岸の小砂利も見いえるぞ
底のすなごも見いえるぞ
いつまで見ても
見えないものは 水ばかり
宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」初期形第二次稿では、窓の外の銀河に向かい大きな声で「あまの川」を歌う男の子の姿が描かれていますが、この歌は、賢治が雑誌「愛国婦人」(大正10年9月号)に投稿し応募童謡として掲載された「あまの川」という詩です。
星まつりの晩に、銀河を旅するジョバンニとカムパネルラ………
「銀河鉄道の夜」は、夜空に星を感じる物語、地上に銀河を感じる物語です。