星の使者
2010年 07月 02日ガリレオ・ガリレイが、初めて望遠鏡を天空に向けたのは1609年。
望遠鏡によって拓かれた新しい宇宙の姿への感動と驚きを、彼は「星界の報告」に著しています。
ガリレオが初めて望遠鏡で見た天体......それは「月」でした。
映し出された月の姿、それは神が住まうとされていた美しい天体のイメージを覆すものでした。
宗教と科学的真実......権力からの弾圧を受けても信念を貫いた科学者ガリレオの人生。
「科学においては、多くの人が信じているからといって正しいとは
かぎりません。たったひとりの知性が火花のようにきらめいて、
真実をてらし出すこともあるのです。」