どんな時も
2010年 04月 16日「彗星、彗星って騒ぐなよ。そんなのぼくたちが家に帰りさえすれば、パパとママがなんとかしてくれるさ.......」。
おさびし山の天文台へ行き、4日後に彗星が地球に衝突することを知ったムーミンたちは今一番大切なことは一刻も早く家族の元に戻ることだと感じ、ムーミン谷をめざします。
なぜならムーミンは、どんな時もパパとママが守ってくれることを信じているから。
避けることのできない衝突ならば、一番大切なことを選ぶ........
運命に身を委ねたムーミンは、「ひとりぼっちで寂しいだろうなあ」と彗星にさえ優しさを示します。
トーヴェ.ヤンソン「ムーミン谷の彗星」より