不思議の国のアリス

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アリス! このたわいない話をうけとり
その手でそっとしまっておいておくれ
思い出の神秘な絆のなかに
子供の日の夢が綯いまぜになったあたりに
巡礼たちが遠い国で摘んできた
とうに萎れてしまった花冠のように

                  ルイス.キャロル  矢川澄子 訳

# by silent_music | 2010-02-11 18:09 | days

ニンニ


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ニンニは、いじわるなおばさんから皮肉を言われ続けているうちに姿が見えなくなってしまった女の子。首に付けられた銀の鈴だけが、ニンニの動きに合わせて小さな音をたてます。
遊んだことも、怒ったこともない内気なニンニに、ミィは「あんたね、闘うすべを学ばないかぎり、自分の顔を持つことはできないのよ」と強く言い放ちます。
でもムーミンママは何も言わずニンニにばら色のワンピースとリボンを縫ってあげます。
ある日、家族みんなで海辺にピクニックに行った時、パパはふざけてママを海に突き落とすふりをします。それを見たニンニはカブリとパパにかぶりつき、パパは海の中に転がり落ちてしまいます。そう、ママを守るための「怒り」によって、ニンニは自分の姿を取り戻すことができたのです。
優しさと強さ....内気なニンニを変えたのは誰かを守る「愛」でした。

トーヴェ・ヤンソンはこのように言っています。
「わたくしの書く物語が他のだれかを対象にしているとすれば、それは”スクルット”たちです。”スクルット”とは、なんらかの環境になじめずに苦しんでいるような人たち、社会のすみっこで見捨てられている人たちのことです」。

ムーミンの物語がこんなにも多くの人に愛されているのは、トーヴェ・ヤンソンの「慈愛に満ちたまなざし」が作品に溢れているからでしょう。

# by silent_music | 2010-02-09 23:56 | days

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マ.メール.ロワとは英語でいう「マザーグース」のこと。
ラヴェルは愛する子供たちへ、大切なものはピュアな心の優しさ、美しさであるというメッセージを込めて、ピアノ連弾のための愛らしい組曲を作曲しました。


第1曲 眠れる森の美女のパヴァーヌ(Pavane de la belle au bois dormant)
第2曲 親指小僧(Petit Poucet)
第3曲 パゴダの女王レドロネット(Laideronette, impératrice des pagodes)
第4曲 美女と野獣の対話(Les entretiens de la belle et de la bête)
第5曲 妖精の園(Le jardin féérique)

# by silent_music | 2010-02-08 00:07 | days

ムーミンママの言葉

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「ぼく、<うみうま>に会ったんだ。でも、かれらはぼくにちっともかまってくれない。ちょっとのあいだ、いっしょに走りまわりたいだけなのに。笑ったり、走ったり、ね、わかるでしょ.......。かれらはほんとうにきれいなんだよ......」。

<うみうま>たちと友達になれないことを嘆いていたムーミンにママはこう答えました。

「かれらを見て、しあわせだと感じることができればいいのよ、きれいな鳥や風景を眺めるときのようにね」。

                トーヴェヤンソン 「ムーミンパパ海へいく」より

# by silent_music | 2010-02-06 23:41 | days

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MAGIERAの美しいキャンドル
火を灯さなくても優しい光が...........

# by silent_music | 2010-02-05 13:36