青の彼方

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やさしい風のそよぎがわたしの胸にまつわる時
わたしの全存在は声をひそめて耳を傾ける
遠い青い心を奪われて
わたしは 空のエーテルを仰ぎ
あるいは聖なる海に目をそそぐ
するとさながら わたしに近しい霊が双の腕を開いて 
わたしを迎えてくれるように
孤独の悲しみが神性に充ちた生の中へ
融け合ってしまうように思われるのだ

               Johann Christian Friedrich Hölderlin ヘルダーリン


彼方の空の青は、聖なる海とともに、神性に充ちた生の中へと融溶していく。
青を見つめ、青を通して、青の中に入っていく。
そして、すべてのものはひとつになる........



by silent_music | 2010-03-12 15:54 | days